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生命保険を担保にお金を借りる?私の知らないお金の借り方!

お金を借りる際、銀行カードローンや消費者金融系カードローンがあるのはご存知かと思われます。
しかし、ご加入の生命保険を担保にすることでお金を借りることができることはご存じでしょうか?
実は普通のカードローン会社にはないようなメリットを持っているので、ご利用者様にとって、より魅力的なお金の借り方ができるかもしれません!

これからその魅力や、ご利用の際の注意点などを少しだけ私がご紹介させていただきます!
ご利用をお考えいただける方も、そうでなく知識として覚えておきたい方も、ぜひこの機会に保険会社からのお金の借り方について、参考にしてください!

生命保険を担保にお金を借りる方法がある!有効活用しよう!

前述のとおり、実は銀行カードローンや消費者金融カードローンの他にもお金を借りる手段があるのです!それが「ご加入している生命保険を担保にして保険会社からお金を借りる」というやり方です!

これは正式なやり方で「契約者貸付制度」という制度で定められています!これがどういう制度なのかを見ていくとともに、申込みの仕方までを見てみましょう!

お金を借りられる制度!契約者貸付制度って何?

先ほども出ました、契約者貸付制度とは「現在ご契約中の保険の解約払戻金の一定額を借りることができる」という制度です。「一定額」と申しましたが、借りられる限界額はというと、一般的に解約払戻金の70~90%のお金が借りることができるとされています。

※契約者貸付制度が利用できる保険の種類は各保険会社でことなるので、ご自身の加入している保険が、制度の適応される保険なのか十分ご確認ください。

そして、ここで補足のために少し用語解説をいたします

~解約払戻金~

解約払戻金とは、保険の解約・失効・解除の際に保険のご契約者様に戻ってくるお金のこと。ご契約者様の状況によって異なりますが、一般的に加入後の継続年数が短い方は基本、支払額より払戻額が少なくなります!入ったばかりだと積立ている額が少ないですからね!

つまり、契約者貸付制度をもっと砕いて言うと

「現在ご契約中の保険を解約したときに貰えるお金の一部を前借り」ということです!

前”借り”ということは、もちろん、返さなくてはいけませんね!

ということで、上記の契約者貸付制度を元にお金を借りることができるのですが、返済義務はもちろん、金利も発生します!ここは一般的なカードローンと変わりませんね!

ではどのような仕組みで借りられるかが分かったところで、実際に申し込むにあたって、どのように申し込めばいいのかをご説明いたします!

意外と少ない!実際のお申し込み手順!

申し込みの手順の一例をご紹介いたします!

1.ご契約中の保険会社にお金を借りたい旨を連絡
2.保険会社から、ご契約者様へ必要書類を送信
3.届いた必要書類にご契約者様が必要事項を記入、その後に返送
4.指定の口座に保険会社から振込がなされます!

これはあくまで一例ですが、このたった4つの手順でお金を借りられます!銀行カードローンや消費者金融系カードローンを利用するときと比べるどうでしょうか?

ご利用の際、気になるポイントである審査や電話確認のような手順はなく、かなり少ない手順で借りることができるとわかりますね!

また、兼ねて必要な書類等もご紹介いたします。

    ~ご用意するもの~

  • 必要に応じて印鑑証明書や公的証明書(運転免許証・パスポートなど)

これだけです!そして公的証明書などは例えばお借入金額300万円以上などの一定の条件下のもとでの必要書類なので、基本的にはこちらで用意するようなものはございません!

また、会社によっては特別なものを用意する可能性もありますので、詳しくは必要にあたってご契約中の保険会社にお問い合わせするようお願いいたします。

生命保険会社からお金を借りることってどんなことがいいの?

次に生命保険を担保にしてお金を借りることのメリットについてお話しさせていただきます!大きく分けて2点

  • 金利が低い
  • 電話確認等の審査段階が無い

というメリットを抜粋してご説明させていただきます!

~金利が低いということ~

生命保険を担保にお金を借りる場合、銀行カードローンや消費者金融系カードローンより金利が低いことが一般的です!

もちろん、ご利用者様の保険の契約状況によって割合は変化してしまいますが、それでも私が複数の会社を確認したところですと、最低利率は1.50%であり最高でも5.75%の利率であると把握しております。

これは、最高金利はどうしても最高金利が2ケタになってしまう銀行カードローンや消費者金融系カードローンより、はるかに低く設定されていると感じることができますね!

ですが調べていく中で、多くの会社で「その会社独自の利率で計算する」とだけ書いており、具体的な数字がわからない会社も多々あるように感じました。ご利用の際にもう一度ご本人様がご確認することをオススメいたします!

そして次点でカードローンご利用の際には気になる、電話による在籍確認等の手続きがないことのメリットについてご説明いたします!

~在籍確認の電話等の審査がない~

これもお金を借りたいかたにとって、大きなポイントになると思いました。カードローンをご利用方で、会社に在籍確認の電話が来て利用がばれるのが心配だという方は結構いらっしゃいます。

ですが、生命保険を担保にしてお金を借りる場合ならば、すでに生命保険の契約段階で、ご契約者様の収入や家族などの状況、いわゆる審査の手順をクリアなされているということなのです!

お金を借りるときに改めてお勤め先への在籍確認のための電話等の手順が必要である、ということがないのです!

どうしても会社にバレたくないという方で、お金を借りたい方は契約者貸付制度をご利用なさるのもいいかもしれません!

また、利息は1年でつきますが、基本的には通常のカードローンのような毎月定額での返済というものがなくありません。

期間による返済に追われないのも金利が低いことと合わさって、さらに魅力的なメリットですね!

このように、生命保険を担保にお金を借りることのメリットもしっかり存在いたします!ほかにも会社によって「インターネットでお申込みが完結できる」「お受け取りの通貨を、円でなくドルで受け取る」などといった会社独自のメリットもあるので、ご利用なさりたい会社のメリットは一度目を通してみることをオススメいたします!

では次に気になるのはどのようなデメリットが存在するのか、ですよね!デメリットについて、気を付けたいことは次の項目で見ていきましょう!

【在籍確認のない金融会社を探している方の参考記事】
会社への在籍確認を回避したい!会社連絡無しの金融会社の探し方

ちゃんとリスクはある!大切な保険を担保にしている自覚を!

デメリットについてですが、実は金利について、考えを怠るとデメリットになることがあります!

というのも、生命保険を担保にしてお金を借りる場合、金利が銀行カードローンや消費者金融系カードローンにくらべて低く設定されていると話しましたが、契約者貸付制度ではそれらカードローンとは違い「年複利」という金利の仕組みが用いられます。

~年複利~

年複利とはどういうものなのか!ズバリ「返済せずにいると、借り入れの元金が増えてしまう仕組み」です!わかりやすく数字で説明するために、金利3.0%で50万円を借りたAさんが返済を忘れてしまった場合を考えてみましょう。

Aさんは返済を忘れてしまっていたので、丸々1年後には金利3.0%分の15,000円を上乗せして515,000円返済しなくてはいけなくなります。ここで!年複利の考え方で行くと2年目には515,000円の3.0%が金利となり、返済に加算されます!このままいくと

2年後:515,000+(515,000×0.03)=530,450円
3年後:530,450+(530,450×0.03)=546,364円(小数点以下四捨五入)

といったように元金が増えていきます。つまり、年を重ねるごとに、金利がかかる元のお金が増えていってしまうのです!

全く返済しないというのはめったにないと思いますが、返済を先延ばしにするほど返済残高に金利をプラスした額が元金となってしまい、もったいないことには変わりないので、しっかり返済できるうえでのお借り入れをオススメいたします!

また、すぐにお金を借りたい!という方には不向きかもしれません。即日融資を強みにしている銀行カードローンや消費者金融系カードローンに比べてしまうと、速さで言えば見劣りしてしまうかもしれないからです。

【自分の家を担保にしてお金を借りる方法があるって?それについて知りたい方はコチラ!】
持ち家を担保にして!お金を借りることって出来る?出来ない?

保険が失効してしまうかもしれないお話

そして一番注意していただきたいデメリット、返済に関するお話です。前述でも申し上げましたが、生命保険を担保にお金を借りる場合は銀行カードローンや消費者金融系カードローンにある審査や電話確認の手順がありません。それは生命保険契約時の信頼に基づいての貸し出しが行われているからです。

これがどういうことかというと、契約者貸付制度を利用してお金を借り、返済時に信用を失ってしまった場合、

契約している生命保険も失効してしまう恐れがあるということなのです!

保険が失効してしまうと、もちろんそれ以降生命保険の保障をうけることができなくなってしまいます。

ですが本来契約者貸付制度という制度を使うこと自体、元々ご契約中の生命保険に影響は無く、並行してご利用いただけるサービスです!それだけに、使い方を間違えないでほしいということです。

いままで積み立ててきたお金や信頼を、ここで無駄にしてしまうともったいないですよね!そうならないよう私は、保険本来の機能を大切にしたうえでのワンランク上のスキルとして、契約者貸付制度を上手に利用していただきたいと思います!

なので、契約者貸付制度をご利用する際は、このデメリットを常に意識し、ある意味銀行カードローンや消費者金融系カードローンをご利用する以上のしっかりとしたプランでお金を借りるよう、心がけてご利用ください!

最後に要点を復習しよう!よく考えてご利用ください!

いままでメリット・デメリットを詳しく説明させていただきました、ここで最後にもう一度、改めてメリットとデメリットを短くまとめさせていただきます。

~ここがオススメ!~

  • 金利が低く設定されているので、借り入れに優しい!
  • 電話確認がないので会社にはバレない!

~ここは気を付けよう!~

  • 年複利だということを忘れずに!
  • 信用を失うようなことは絶対にしないように!

しつこいようですが、契約者貸付制度でお金を借りることで、保険会社から信用を無くす行為は絶対にやめましょう。

もし保険会社の方と話し合ってもご自身の中で返済のプランが立たず、返済や運用に自信がないのなら私はお借り入れをオススメしません。

保険はご自分に万が一のことがあったときの為の、そしてご契約者様の家族のために加入しているものです。

それを犠牲にしてまでお金を借りる必要があるのか、ぜひもう一度お考えください

ですがそれでも借りなければならない、返せる自信をお持ちの方には、十分オススメできるお金の借り方の一つであると思います!金利の面のメリットなどはお金を借りる手段としては非常に魅力的であると思います!

以上、生命保険を担保にお金を借りる「契約者貸付制度」そして制度を利用することによって生じるメリット・デメリットをご紹介させていただきました。

少しはお役に立てたでしょうか?これを機に契約者貸付制度をご利用なさる決心をなされた方、やっぱりもう少し考えるという結論になった方、いずれの方にとっても参考にしていただけたのなら幸いです!

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