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持ち家を担保にして!お金を借りることって出来る?出来ない?

皆さんはお金を借りるとなると、まず一番にカードローンをイメージされる方が多い事と存じます。でもカードローン以外でお金を借りる方法としては、住宅ローン、マイカーローンなどがあることは誰もがご存知のはずです。

ところで持ち家を担保にしてお金を借りるサービスが徐々に出始めていることをアナタはご存知でしょうか?いきなり言われてもピンときませんよね?

持ち家を担保にすることにより、本当にお金が借りられるのか、どうか?これは一体どういうことなのかを調査しながら色々詳細を述べて行きましょう。

余り聞いたことが無い!持ち家を担保ってどういうこと?

お金を借りるのはカードローンで十分ではないか!とおっしゃる方は大勢いるかと存じます。ですがこれからどんどん進む高齢化社会の中で、持ち家を担保にお金を融資する話が進んでいます。

持ち家は何も一軒家のみに限らず、分譲マンションも含みます。長い年月をかけて毎月銀行に住宅ローンとして支払っていますよね?そのローンを払っていくことによって自分のものになるのが、分譲一軒家、マンションの特徴でもあります。

返済に余裕が出れば一気に住宅ローンを完済する方もいらっしゃいます。でも長い事住宅ローンを支払い続けている人は、完済するころにはもう結構いい年齢になっています。

そこで出始めたのが持ち家を担保にしてお金を融資するサービスなのです。

何故持ち家を担保にする話が持ち上がってるのか?

これは自分自身の意見でしかないのですが、持ち家と言えば、家族全員の一生の財産です。世帯主が亡くなれば、その配偶者や子供が世帯主の持ち家、不動産などを遺産増続人として受け継ぐわけですが、今核家族が進んで、1人暮らしをする人が実に多くなりました。

もし1人暮らしであっても、家族が遠く離れて暮らしてたとしても、その家を財産として受け継ぐ権利は十分にあります。しかし、もし1人暮らしの人に親戚や身寄りがなかったとしたら?当然受け継ぐ人はいません。

家の持ち主が亡くなり、受け継ぐものが全然いないとなると勿論空き家になってしまうことは間違いありません。そういった場合は後見人を見つけて何らかの処置をする場合もよくある話です。

それから高齢になって1人暮らしであってもまだ自分のことが出来るうちはいいのですが、どうしても急な病気や介護を要するとたちまち老人ホームへ入居することになります。そんな時に自分の家のことを守ってくれる家族がいればそれはとても心強いものです。

でも反対に家族が遠方に住んでいて、どうしても自分の家を守ることが出来ない場合にはたちまち困ることになります。色々な心配事が発生します。

  • 家の痛みが進む
  • 家屋、土地などの固定資産税が払えなくなる
  • 空き家のままだと役所から何らかの通知が来る
  • 空き家だと分かると不法投棄されやすくなる

中には自分の住んでいた家を他人に貸すなど、借家として提供することも可能です。でも他人に自分の家を貸すことによって家賃で収入を得ることは出来ても、自分の貸した家に他人が住むことによって「居住権」が生まれ、借主はいざというときになかなか出て行かないこともあります。(これは昔の話ですが。)

大家と借主の間で家をめぐるトラブルもつきないことから、他人に自分の家を貸すことを嫌がる人は沢山います。

ですから老人ホームに入居したことによって、今まで住んでいた自分の家が空き家になってしまい、どうしたらいいものか?と悩む人が続出しているのですね。

でも老人ホームに入居すると多額のお金がかかり、最終手段として自分の今まで住んでいた家を売却して、そのお金で老人ホームへの維持費に充てているケースが多いのです。

折角若いときから築き上げてきた自分の家を売却するのは、何とも心が痛みます。ですからそうならないために、例え週1~2回だけでも外泊許可を貰って自分の家で過ごせるように考え出されたのが、持ち家を担保にしてお金を融資するサービスなのです。

進む高齢化社会!年金生活にもいささか不安がある

2025年には「団塊の世代」と呼ばれる人達が75歳の後期高齢者になり、どっと高齢者人口が増えると言われています。ますます少子高齢化が進めば、働き手の若者は減っていくばかりで、高齢者の年金生活にも不安が押し寄せてくるばかりです。

現代は65歳で年金受給の資格として、統一されていますが、近い将来70歳、75歳と引き上げられていく可能性もますます大きくなります。ですから何が何でも老後の蓄えは自己責任でやっていかないと生活出来ません。

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これからの高齢化社会!年金だけの生活は保証されない!

65才から年金受給者の資格になれるわけですが、現代の高齢者はわざと年金をもらう時期をずらしている傾向にあります。特に「国民年金の受給者」に多く見られます。

  • 年金受給の時期をずらすと、毎月の年金額が多くなる
  • 60才からでも年金は貰えるが、額がぐ~んと減るので返って不利である
  • 国民年金の遺族年金制度は、高額は貰える期待がない
  • 厚生年金受給より遥かに額が少ないので、昔からの蓄えがかなり重要になる
20歳から還暦の誕生日まで、年金は誰もが支払っていくわけですが、現代はますます少子高齢化が進んでいるので、年金制度も今後どうなるか分かりません。働き手の若者がどんどん減っていき、年金だけでの収入ではもうとても生活出来ないレベルにまで達しています!

1人暮らし世帯の高齢者も多いので、若いころから蓄えてきた貯金がないといざというときに大変困ったことになることも大方予想がつくようになりました。ですからこれからは本当に年金だけでの生活は保証されないんです!

年金の貰える額もどんどん減っていくばかりで、これではますます高齢者の生活に暗い影を落としていくばかりです。そんな時、自分の所有物として持ち家があると有利なのです。

例え年金生活でも、持ち家を担保にしてお金を借りられる方法が出来ないようで、実はこれが出来るんです。その詳細をこれからご紹介します。

持ち家を担保にしてお金を借りる方法!それはリバースモーゲージ!

持ち家を担保にしてお金を借りるなんて、本当にあり得るのでしょうか?それが十分あり得ます。その方法は「リバースモーゲージ」と言います。

「リバースモーゲージ」とは一体どういった内容なのでしょうか?詳しくご説明していきましょう。

リバースモーゲージとは何?

リバースモーゲージ(Reverse Mortage)とは自分名義の家があり、低所得者対象の高齢者が自分の家を手放すことのないようにお金が借りられることを言います。

「もしかして生活保護?」と誤解される方がいらっしゃいますが、生活保護とは全く違います。

リバースモーゲージっていつ誕生したの?

1981年(昭和56年)東京都武蔵野市で誕生、その後厚生労働省が自治体、民間金融機関から各信用銀行に通達しました。年金型生活融資金として持ち家を担保にすることを条件としてお金を借りられるようになったのです。

リバースモーゲージが受けられる対象者に決まりがあるのか?

あくまで自分名義の家がある65歳以上の低所得高齢者が対象とされます。

一般のカードローンとどう違う?そして返済は?

カードローンは大方が20歳~65歳までの利用年齢範囲で、限度額が決まっており、毎月借りた元金に対して金利を付けて返済するのが仕組みになっています。ところがリバースモーゲージの場合は、所有不動産評価によって限度額を設定していますので、一般のカードローンの様に毎月の返済はありません。

リバースモーゲージの使い道も原則自由です。利用目的も様々です。

  • 老人ホームへの入居費用
  • ディサービス
  • 身の回りの費用や介護費
  • 旅行費用

ではリバースモーゲージを利用した場合の返済は一体どうなるのでしょうか?

利用者が亡くなって、その時点で契約終了となり、担保の家を売却することにより一括返済、それでリバースモーゲージの利用も終了となります。

リバースモーゲージ!持ち家があれば助かるサービスですよ!

大手銀行ではこのリバースモーゲージに力を入れている所を多く見かけます。でもまだあまり馴染みがないので持ち家を担保にお金を借りられるなんて、何だか信じられない話です。

特に下記の低所得の高齢者には強い味方とも言える、是非お勧めのサービスと言えます!

1人暮らしで体が弱って今後老人ホームへ入居予定の方
自宅を出来るだけ手放したくない
子供のいない世帯
貯金が少なく、年金だけでは生活に強く不安を感じる

これからも進む少子高齢化に向けて、リバースモーゲージを提供する金融機関が増えて行くことでしょう!要注目です。

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