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これだけ押さえれば安心!自営業でも安全にお金を借りる方法

自営業・フリーランスは、ある程度自分で仕事内容を決めることができるので、自由に仕事ができる分、楽しく充実した毎日を過ごせるというメリットがありますよね。しかし、事故や突然のトラブルで働けなくなると大変!

緊急のトラブルによってお金が足りなくなってしまった時にも、慌てる必要はありません。個人事業主やフリーランスでも安全にお金を借りる方法をしっかり押さえておけば、いざという時でも落ち着いて対応できるはずです。

それでは、個人事業主が安心してお金を借りる方法をご紹介しますね。

事業資金はこれで安心。国からお金を借りる方法

開業する時や、事業資金が足りなくなった時に、最も安心して借りられるのが国の制度である「日本政策金融公庫」です。国からお金を借りる方法のポイントをご紹介します。

事業にかかるお金を借りられる。日本政策金融公庫とは

日本政策金融公庫とは、国民の生活を豊かにするために、仕事や教育のためのお金を融資する会社です。会社といっても、国がお金を出しているので、国から借りるということになります。なので安心感は一番なのですね。

日本政策金融公庫では、個人事業主や中小企業のために融資する制度があります。事業資金を借りられます。たとえば、仕事に必要な機材の購入費や、商品を仕入れするためのお金が対象です。

これから事業を始める時や、店舗を改築するなどしてまとまったお金が必要な時に私たちを支えてくれます。

気になる金利は?保証人は?

日本政策金融公庫では、国から借りるというだけあって、悩ましい金利も低く借りることができます。ただし、金利は結構複雑で、借りる状況によって細かく分類されて決定されます。

おおよその金利の幅は、年率0.11~2.90パーセントです。

保証人や担保があるなしによっても変わります。担保があれば比較的低く、担保がなければ比較的高めに金利は設定されます。

担保や保証人の有無は、相談によって決定されます。あなたの状況を相談しながら、金利も保証人も決めることができるのが日本政策金融公庫の特徴です。

デメリットのひとつ。即日融資は期待できない

このように、丁寧に相談を重ねて借り入れするのが日本政策金融公庫の特徴ですから、素早くお金を借りられることは期待しない方がよいでしょう。

日本政策金融公庫のホームページには、「迅速に対応します」と書かれています。

2週間程度で借入できるともありますが、それはあくまで最短のことなので、必ず2週間程度で借入できるとは思わない方がよいです。

手続きも、慣れないと手間がかかることでしょう。申し込むのに必要な書類も、ひとつやふたつではありません。事業資金の使い道や計画など、きっちり伝わるようにできなければ、融資はしてもらえません。

便利!銀行や金融機関のビジネスローンや事業者ローン

国から借りるよりも少し手軽に借りられるのが、銀行などの金融機関のビジネスローンです。事業者ローンとも言われています。どんなローンなのか解説します。

銀行や消費者金融会社のビジネスローンとは

ビジネスローン・事業者ローンとは、その名の通り事業資金を借り入れするための専用ローンです。銀行・信販会社・消費者金融会社などが商品にしているローンをまとめてビジネスローンなどと呼びます。

細かく解説する前に、まずは、人気のビジネスローンの一部を比較してみましょう。

金融機関名 ローン名 金利 最大限度額
ビジネクスト株式会社 ビジネクスト・ビジネスローン 8.0~18.0% 1000万円
SMBCコンシューマー・ファイナンス株式会社 プロミス自営者カードローン 6.3~17.8% 300万円
株式会社オリエントコーポレーション クレストフォービズ 6.0~18.0% 300万円
静岡銀行 ビジネスクイックローン 5.0~14.9% 500万円
ユニーファイナンス 事業者向けビジネスローン 12.00~17.95% 300万円

上記は、多くあるビジネスローンの一部ではありますが、銀行・大手消費者金融会社・信販会社・中小の消費者金融会社などあらゆる会社がビジネスローンを出していることがわかりますね。

それでは、ビジネスローンの特徴を見てみましょう。

素早く借りられる。ビジネスローンのメリット

日本政策金融公庫に比較すると、ビジネスローンは素早く借りられるのがメリットのひとつです。

会社によって異なりますが、数日程度から最短当日でも融資してもらえる可能性があるのです。

また、基本的に担保や保証人が必要ないのも、大きなメリットですね。個人事業主の方の場合、店舗や住宅などの担保が用意できないこともありますので、担保が不要で借りられるのは安心です。保証人も同様ですね。

さらに、返済や借り入れを、身近なコンビニのATMでも行えるというのはうれしいです。緊急にお金が必要な時に、パッと借り入れできますね。返済もかんたんにできるので、返済しながら、要領よく仕事もできそうです。

金利が高い。ビジネスローンのデメリット

対して、ビジネスローンのデメリットは、金利が高いことです。

先ほどの比較表でも分かる通り、どのビジネスローンも最大で約18パーセントであり、これは日本政策金融公庫の9倍ほどの金利です。

金利が高いということは、サービスが充実しているということでもありますから、必ずしも悪いということではないのですが、金利を理解した上で借りすぎないようにしなければとんでもないことになってしまうおそれがあります。

また、注意しなければ悪徳業者に出会ってしまう可能性があるのも、デメリットのひとつと言えるかもしれません。ビジネスローンは色々な会社が出しているので、聞いたことのないような会社が混じっていてもパッと悪徳業者と気づかないおそれがあります。

大手ではない事業者向けローンがあれば、まず口コミ評判をチェックすることをオススメします。

一番気軽に融資!自営業者でも借りられる優良カードローン

「お金をすぐに借りる」と言えば、カードローンをまず思い浮かべる方も多いかもしれませんね。「サラ金」と呼ばれた頃はサラリーマンのイメージがありましたが、自営業の方でもカードローンは借りられます。

カード一枚で気軽にキャッシングできるカードローン

「カードローン」とか「キャッシング」とかいう呼ばれ方をしていますが、結局どういうローンがカードローンなのでしょうか。その呼び名は、カード一枚さえあれば気軽に借りられるという特徴から来ています。

カードローンは、老若男女が気軽に利用できるので、非常に多くの会社が出しています。その特徴を以下にまとめます。

  • 融資までが最短即日
  • インターネットですべて手続きできる
  • コンビニATMで気軽に利用
  • 審査の手間が少ない

このように、とにかくかんたんで、すぐに借りられるのがカードローンの特徴です。ただ、もちろんのこと審査はしっかりあるので、誰でも借りられるというわけではありません。

自営業でカードローンを借りるには会社を選ぼう

カードローンの審査では、年収や職業が重要視されます。もっとも審査に通りやすいのは、公務員や大手会社員など安定した職業といわれています。

その点、自営業だと、いつも決まった収入があるわけではないので、正社員に比べると審査に不利になると言われています。しかし、すべてのカードローンでそうとは言い切れません。

カードローン会社の中では、自営業でも融資可能と宣伝しているところも多くあります。

自営業のみならず、アルバイトでもパートでも年金受給者でも、返済能力さえあれば融資してもらえます。

銀行の中でも自営業OKのところは多いですが、特に、消費者金融会社は、ほとんどの会社で融資可能です。アコム・プロミス・アイフルなどの大手でも申し込み可能です。

自営業でカードローンを利用する注意点

一見、完璧なように見えるカードローン利用ですが、やはり注意点はあります。それは、カードローンは事業資金は借りられないということです。自営業だと、私的な消費と仕事のための資金が曖昧になりがちなので、注意しなければなりません。

事業資金をカードローンで借りてはならないのは、結果、消費者である私たちのためでもあります。カードローンは金利が高いため、事業資金のために利用していると金利がかさんでしまうからです。

カードローンは、あくまで、お給料日前のピンチを救う最終手段と思っておいたほうがよいでしょう。たとえば、急な冠婚葬祭に1万円だけ2週間借りるなどといった使い方が最適です。

また、個人事業主の場合、審査に収入証明書や確定申告書が必要な場合があります。会社によって、また、借りる金額によって必要かどうか決まります。審査を受ける前によくチェックしておきましょう。

結局どこで借りるのが良いの?パターン別にオススメローンをご紹介

たくさんのお金の借り方があって、迷ってしまいますよね。お金の借り方は、その時と場合によって、最適なものがあります。パターン別に、オススメの借り方をご紹介します。

時間に若干でも余裕がある場合

事業資金を安全に借りるには、なんといっても国から借りるのが一番です。日本政策金融公庫は金利も低いですし、安心して借りることができます。

時間に若干でも余裕がある場合は、ぜひ申し込みしてみることをオススメします。「でも、ちょっと面倒だな」と思う方にこそトライしてみてはいかがでしょうか。

というのも、第三者に相談することによって、自分の仕事の状況がはっきり見えてくることが多いからです。

お金を借りるにあたって、自分の収支もこれまでの仕事のやり方も整理されるのは良い機会です。

より良い仕事環境を作り上げることができるでしょう。

また、これから事業を始めようという方にとっても、第三者に事業計画をチェックしてもらうのはとても良い機会ですね。

とにかくカンタンに借りたい

一番カンタンにラクに借りられるのは、カードローンです。ただ、先ほども申し上げた通り、事業資金は借りてはなりません。「少額を短期間で」を念頭に置いて、申し込むことにしましょう。

その場合は、キャンペーンのあるカードローン会社を利用するとお得に借りられますよ。以下に、キャンペーンのあるカードローンをまとめました。

カードローン名 サービス
アコム 最大30日間金利0円
プロミス 30日間無利息サービス
レイク 180日間または30日間無利息

0円で期間限定でも借りられるのはうれしいですよね。また、初めての方のみなので、限られますが、上手に利用すればお得にカードローンを試すことができます。

ただ、このようなキャンペーンのあるカードローンの金利は比較的高めではあるので、キャンペーン終了後も借り続ける場合は注意しましょう。最初から低金利を目指すには銀行カードローンを比較することをオススメします。

比較してもよくわからない場合

カードローンと言っても、実にたくさんの会社があり、比較するのも大変に感じてしまいますよね。銀行・消費者金融会社・信販会社などを絞るのも大変です。

ビジネスローン・事業者ローンも同様で、色々な会社が出しているので、とくに急いでいる時ほど頭が混乱してしまうかもしれません。

どこを選べばよいかわからない場合は、あなたが普段利用している銀行や金融機関を選ぶのが良いでしょう。余裕があれば、窓口で相談できるとよりよいですね。店舗に行く時間がなくても、「知っている金融機関で選ぼう」と決めてインターネットで比較するだけで、イメージが付きやすいと思います。

比較・検討する際は、個人事業主で、私的な利用の場合はともかく、事業資金として借り入れする場合には、専門家と相談するのが一番ということもおさえておいてくださいね。

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